活動紹介 エスアラ

『エスアラ』って何?

安心して生活していくための
「人生の確かな支え」づくりの
場です。

みんなが安心して生活していくためには、「人生の確かな支え」が必要だ――。
『エスアラ』は、そのような思いから生まれた活動です。
コロナ禍の2020年6月から準備を開始して、正式にスタートしたのは2021年11月1日。
(エスアラの存在が“イイ位置”となるようイメージして11月1日としました)

以来、試行錯誤をしながら、いろいろなことに取り組んできました。
最近では、イベントのご案内や活動レポートをご覧になった方から、「エスアラって何なの?」、「何のためにやっているの?」と質問されることも増えています。
そこで今一度、私の思いとエスアラの現在地をまとめてみました。

現代は、少子化や高齢化、未婚・非婚、晩婚化、核家族化などが進んでいます。地域のコミュニティもなくなってきています。そのため、子育てや介護、精神的な悩みなどの問題を、自分たちだけで解決するのは難しい時代です。
そのような社会で安心して生活していくためには、「人生の確かな支え」を1つでも多く増やしていくことが必要だと私は思います。

私が考える「確かな支え」とは、たとえば、次の4つです。

確かな支え

ほかに、皆さんが思い浮かべるものもあると思います。
私がエスアラ活動で実現したいことは、そうした「確かな支え」をつくるための場(きっかけ)を、お客様や自分の大切な人たちと一緒につくっていくことです。

どのようなことを
しているの?

人生や価値観をふりかえる
ワークショップや、
学びや楽しさを共有できる場を
ご用意しています。

エスアラを始めた当初、私は「お互いを支え合う仕組み(それぞれのマイ・コミュニティ)」をつくることを理想としていました。困ったときにSOSの出せる仲間を決めておいた方が、みんなが安心して生活していけると思ったからです。

しかし、活動を進めていくうちに、お互いに支え合う人を短期間で探す(選ぶ)という行為は、多くの人にとって心理的ハードルが高いと気づきました。
当たり前ですが、人にはそれぞれ「人生のタイミング」や「生活の状況」や「キャラクター」があります。そのことに改めて気づかされました。
もっと緩やかなつながりでいいし、もっとゆっくりでいい。気軽に参加できるさまざまな入口をご用意した上で、それぞれの興味と必要性に合わせて人生の楽しさや悩みを共有してもらえばいいのだと。
そうなればお互いに助け合うような心の友も自然にできていくことでしょう。

たとえるなら、それは「心のふるさと」や、「仲間が集まる隠れ家」のような環境です。
大事なのは、安心して楽しめる場所、SOSを出せる場所がいつもそこにあること。ふだんは意識していなくてもいいから、困ったときや悩んだとき、あるいは喜びを分かちあいたいときに「そこに行けば仲間がいる場」がずっと存在していることです。
そのように考えると、私がこれまで20年以上、定期的に開いてきたイベントも、エスアラへとつながるものでした。すでに全てがエスアラだったのです。

前置きが長くなりましたが、
現在、エスアラの活動として具体的に開催しているのは、次のようなことです。

エスアラ対話シナイト(オンライン)

第2木曜日・午後8時~

それぞれの人生や価値観、将来への展望、最近気になっていることなどを自由に語り合っています。

エスアラ対話シナイト(オンライン)

エスアラ自分年表ワーク

第1土曜日・午前10時~

自分の人生をふり返る「自分史年表」づくりです。それまでに出会った人々や楽しかったこと、辛かったこと、大切にしているもの、価値観などを回想しています。

エスアラ自分年表ワーク

朝Spa楽満流
(あさすぱ らくまんりゅう)

「人生が目覚める場」へ、ようこそ! をテーマに、専門分野で活躍するゲストを招くなどして、知的刺激にあふれた対話の場を参加者の方にご用意しています。

朝Spa楽満流(あさすぱ らくまんりゅう)

星座の会

西洋占星術でいう「12星座ごとの誕生日会」を毎月行い、星座ごとにお互いの誕生日を祝い合うことで関係性を深め「心のふるさとづくり」を目指しています。

星座の会

大人の遠足 You休ツアーズ

「大人になってからでも心の友ができる」をコンセプトに、毎月、平日9時〜17時で、仲間との日帰り旅行を楽しんでいます。

大人の遠足 You休ツアーズ

昭和歌謡ショー「一曲だけの主役」

カラオケで好きな歌を熱唱する会ではありません。主役は歌ではなく「人生の語り」。自分の好きな歌に紐づけて、人生の思い出を語り合います。

昭和歌謡ショー「一曲だけの主役」

*各イベントの詳細は別ページをご覧ください

これらのイベントには延べ数千人以上の方々が、ご自分の興味とご都合に合わせて参加し、自由に楽しんでくださっています。
世間では「大人になってから友だちはできない」という意見もあるようです。しかし、皆さんの様子を拝見していると、そのようなことはありません。
大人の遠足や星座の会などの「サードプレイス」(家庭や職場とも違う、ホッとできる第三の場所)で何度も会ううちに、“心友(親友)”になっている方たちはたくさんいらっしゃいます。

ライフプランナーが
なぜそこまでするの?

こういう活動をしたかったから
ライフプランナーに
憧れたのです。

確かな支え ライフプランナーとは、一人ひとりのお客様の人生に寄り添い、伴走し、喜怒哀楽の最も激しい場面に立ち会いながら、経済的に、さらには精神的にもサポートする仕事である――。と、私は思っています。

私が業界に先駆けて心理カウンセリングやコーチングの国際資格を取得したのも、セールスの成績を上げるためではありません。
あるとき、死亡保険金をお届けするだけでは、嘆き悲しむご遺族を救えないケースもあると知りました。だから、心理カウンセラーの資格を取りました。
その後、精神的に落ち込んでいるお客様だけではなく、「自分らしく生きたい。自己実現したい」と願うお客様と多く出会いました。だから、専門的なサポートするために、コーチングの国際資格を取りました。

さまざまなイベントも同じです。
私がその企画を始める判断の基準は、「それは人のために役立つことかどうか。みんなと自分が楽しいかどうか」だけです。
20数年前から、私にエスアラのようなビジョンがあったわけではありません。ただ、「人はひとりでは生きていけないので、人生の"宝物"はひとり占めせず人に差し出す」という思いはずっと持っていました。
その思いを表現する場としてつくってきたのが、朝Spa楽満流であり、星座の会であり、大人の遠足 You休ツアーズであり、昭和歌謡ショー「一曲だけの主役」なのです。

エスアラのこれからは?

毎回のイベントだけではなく、
「宝物を差し出す生き方」を
考えるワークショップなども
開催したい

これからもエスアラは、「確かな支えをつくる」という理念を持ちつつ、「宝物を差し出す生き方」とはどういう生き方か?――という視点を社会に投げかけていくつもりです。
つい忘れがちなことですが、すべての人は、宝物(個性や特技など)を持っています。
イザというときに誰かに助けてもらうだけでなく、誰かを助けられる存在でもあるのです。
エスアラでの学びや遊びを通じて、私はそのことを皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。