枡田友一インタビュー 枡田友一インタビュー INTERVIEW

枡田友一
インタビュー

2020ライフプランナー インタビュー 2020ライフプランナー インタビュー

  • 具体的に、日々どのような相談を受けていらっしゃるのでしょうか。

    特に多いのは、住宅関係のご相談です。“家を買う”というのは、人生で1番といっていいほどの大きなイベントですよね。「本当に買っていいのか」「こんな予算で生活は大丈夫なのか」など、住宅ローンやその後の生活に不安を抱える人はとても多いのが現状です。そのような人たちに対して、「第三者の立場でアドバイスをしてほしい」という不動産会社の営業マンからの依頼が尽きることはありません。
    今は、大手ハウスメーカーをはじめとして20社以上、100人以上の営業マンとお付き合いがあって、その他の案件も含め毎日5件程度のご相談をお受けしている状況です。

  • なぜ多くの依頼が枡田さんに集まるのでしょうか。 それほどまでに信頼されるのには何か理由があると思うのですが。

    マンションのデベロッパーに勤めていた頃、年間500件、多い年で700件程度の引き渡し業務に携わり、トータルすると数千パターンの不動産取引を経験してきたことになります。そこで培った知識の豊富さは、私の自負するところです。
    また、たとえば、住宅金融支援機構が定期的に「フラット35全国一斉相談会」を実施していますが、神奈川県内のセミナー、個別相談会は私が専属で担当しています。そのほか、自治体や地方公共団体からもセミナー依頼や相談を数多くいただいていて、それらの目に見える実績も、信頼につながっているのではないでしょうか。

  • 相当な営業努力もされたのでは?

    実は、これまで、営業という営業をしたことがありません。もともとかなりの人見知りで、「世の中で一番嫌いなものは?」と聞かれれば、必ず「立食パーティ」と答えるほど。私の場合はおかげさまで、知り合いからのご紹介、お客さまからのご紹介で今に至っています。
    経営者の方や自営業者の方から財務面のご相談を受けることも多いのですが、そういう方々はいろいろなコミュニティをお持ちです。経営者同士、情報交換しているなかで、「それなら、枡田っていういい人がいるよ。相談してみたら?」と紹介してくださるんです。お仕事以外の場面でも、「友人が結婚したから、僕がしてもらったようにアドバイスをしてあげてくれないか?」と声をかけてくださったり。「家を買うなら、枡田くんに相談してからじゃないとやばいよ!」なんて言ってくださる方もいるんですよ。

    相当な営業努力もされたのでは? 相当な営業努力もされたのでは?
  • 自然と輪が広がっているのですね。

    そうなんです。いつの間にか大きな輪になっていて。今ではさまざまな業界の方、専門家の方とお付き合いさせていただくようになり、その方々がブレーンとして私を支えてくださっています。
    つい先日も、「新しい商材をWEBで売りたい」というご相談があったんです。「それなら、WEBマーケティングに長けたあの人を紹介したらいいかも」と思い、実際に紹介させていただきました。税理士さんや社労士さん、弁護士さんを紹介してほしいというご相談は本当に多く、1週間のうちに一度もその相談がない日はないんですよ。
    もちろん、誰かを紹介をしたからといって、私に何か収入が発生するというわけではありません。ですが、このサイクルが増えれば増えるほど、私自身がパワーアップすると思っているんです。幅広いリレーションそのものが、私の価値になっていると言いますか。
    ライフプランナーの仕事は、信頼が第一です。
    「何か困ったことがあれば、枡田に相談」
    「人生の大きな節目を迎えたら、枡田に相談」
    私は、この図式が完成すれば、それが最高のライフプランナーである証だと思っています。

  • ライフプランナーに似た言葉にファイナンシャルプランナー(FP)がありますが、どう違うのでしょうか?

    ご存知ない方も多いのですが、「ライフプランナー」という言葉は、ソニー生命の商標なんです。
    金融に係わる方々が資格を持っていますが、その名の通り、お客さまの「ファイナンス」に関することを提案するのがFPです。
    一方、私たちソニー生命のライフプランナーは、保険に限らず税金や金融全般、社会保障制度にも精通し、幅広い知識をもってお客さまの人生全体を考えていきます。
    「どんなふうに生きていきたいか」という理想と表裏一体に、人生にはさまざまなリスクが潜んでいます。ですが、それらのリスクに気づいていらっしゃらない方も多いのが現状です。
    健康面や収入面においてどんなリスクが考えられるのか、それに対して、どんな保障設計が必要になってくるのか…。人生設計を考えるプロとして、それらのリスクに対する“気づき”を提供するのも私たちライフプランナーの仕事だと考えています。

  • 枡田さんがモットーとしていることは何でしょうか?

    私が持っている知識や情報は、惜しみなく無償でご提供するということです。
    たとえば、不動産のことなら不動産屋さん、それにまつわる税金のことなら税理士さん、トラブルがあれば弁護士さんにと、それぞれ相談できるプロフェッショナルはいます。ですが、多くの人が必要としているのは、おしなべて幅広い知識をもっていて、無料で、いつでも気軽に相談できる人ではないでしょうか?その部分を、私はカバーしたい、カバーできる存在だと思っているんです。
    もちろん、私にとって直接的な収入につながるのは弊社の商品をご提案することなのですが、その人の人生全体を見渡した時に何が必要なのか、そして、何が必要でないのかを客観的な視点で考え、アドバイスや提案をさせていただく。これが、この仕事をはじめてから今まで変わらない私のモットーです。
    たとえば、「iDeCoより、弊社の年金保険のほうがいい」と提案する方もいると思います。ですが私は、お客さまにとって「本当にいいのはどっちなのか?」を考えます。
    税制優遇もふまえれば、まずは公的制度であるiDeCoを利用したほうがいい。そのうえで、公的制度には金額の上限もありますから、「より充実した、ゆとりある老後を過ごしたい」という人には民間の商品ご提案していく。これが、私のスタンスです。

  • なぜ、そのようなスタンスに徹するようになったのでしょうか?

    人見知りの性格も、大いに関係していると思います。人と付き合うなら、より長く、より深く付き合っていきたいんです。長くお付き合いしていくなかで、もし、「どうしてあのとき、iDeCoのことを教えてくれなかったの?」となれば、良好な関係性はそこで終わってしまうかもしれません。
    どうすれば、相手の方としっかりお付き合いできるのか。そこを突き詰めて考えたら、このスタンスしかないと思いませんか?
    ライフプランナーとして相談に乗るということは、家庭のこと、仕事のこと、収入のことなどその人の人生を深く知り、一生を通して深くお付き合いしていく、ということです。その点からも、この仕事は私の性にあっていると感じています。

    <インタビュアーコメント> <インタビュアーコメント>

    <インタビュアーコメント>

    枡田さんのお話を聞いていて私の頭に浮かんだのは、「誠実」という2文字。一つひとつの質問に対しておだやかな口調で丁寧に答えてくださるその姿に、相談者から厚い信頼を得ている理由が垣間見えた気がしました。

    枡田さんのお話を聞いていて私の頭に浮かんだのは、「誠実」という2文字。一つひとつの質問に対しておだやかな口調で丁寧に答えてくださるその姿に、相談者から厚い信頼を得ている理由が垣間見えた気がしました。

    インタビュアー:藤田南風(ふじたみなみ) インタビュアー:藤田南風(ふじたみなみ)

    インタビュアー:藤田南風
    (ふじたみなみ)

    大阪を拠点に活動するコピーライター。広告代理店での勤務を経て独立し、フリーのコピーライターとしてインタビュー記事や対談記事を数多く執筆。現在は自身の執筆活動の傍らライターエージェント事業をスタートさせ、若手ライターのサポートや育成にも注力している。

    大阪を拠点に活動するコピーライター。広告代理店での勤務を経て独立し、フリーのコピーライターとしてインタビュー記事や対談記事を数多く執筆。現在は自身の執筆活動の傍らライターエージェント事業をスタートさせ、若手ライターのサポートや育成にも注力している。

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