お金の限界を思い知る
昭和の大スターが亡くなったエピソードからの気づき
ソニー生命に入社以来、幸いなことに業績も良く、ライフプランナーとして順調に滑り出すことができました。自分はお客さまに喜んでいただけている。お役に立てている。自分が良い仕事をし、適切な保険に入ってくだされば万一の時でもご本人やご家族の生活も守ることができる——。毎日仕事に行くのが楽しくて仕方ない充実した日々を過ごしていましたが、ふとあることで自分の仕事ぶりでは不完全だと焦りを感じることになりました。
それは、昭和の大スターが亡くなったときのエピソードを聞いたことがきっかけでした。そのご夫人が、悲しみのあまり後追いすることがないように、周りの人たちで常にサポートしていたというのです。
大スターが経済的に困窮していたとは思えませんので、きっとお金の心配はなかったでしょう。しかし、経済的な心配がなくても、最愛の人を亡くされた方が悲しみから立ち直れないケースもあるのだと気づきました。